この春お薦めの児童書

いよいよ、春風本番です
春休み読むならこれ!の3冊をご紹介します
どの本も、作者の緻密で愛ある取材の積み重ねから生まれました

・『福島の花さかじいさん』森川成美(佼成出版)ノンフィクション

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丹精込めて花々を育てたご自身の山を〈花見山公園〉として、無料で開放している阿部さんご一家
福島の《桃源郷》と呼ばれています
春になると、全国から何十万人もの人が訪れ心癒されて帰っていきます
そのわけは…
花さかじいさんの祖父の言葉が印象的です
『食べて子孫を残すだけなら、すずめにもできる。でも人は、それ以上のことをしなけりゃならない。人として生まれたかぎりはな』
読み終わったら、きっと花見山公園に行きたくなりますよ!

・『ぼくのつばめ絵日記』深山さくら(フレーベル館)

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新しい町に引っ越してきた小学四年生の雄太
つばめとの出会いから、つばめ絵日記を書く毎日が始まります
つばめの子育て→試練→巣立ちまでの流れが楽しい絵日記付きで展開し、それが友情物語と三重写しで、見事に織りなされていきます
今年生まれた若鳥と子育てが終わった親鳥たちが群れる最後のシーンは、美しい映像を見ているようで、圧巻です
読後の爽やかさが持続する作品です!

・『夜やってくる動物のお医者さん』高橋うらら(フレーベル館)ノンフィクション

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夜、動物たちを往診してくれる獣医・梅原英輝さん
ペットの『みとり』を通して、読者にかけがえのない命について教えてくれます
14歳のコーギー・ウェンディくんの最期を綴った場面では涙がとまりませんでした
先生自身がウェンディくんから学んだ箇所が心に響いてきます
『命というものは、医学的な予想をこえた、もっと力強いもの…
だからこそ、尊く気高いんじゃないだろうか』
内側からイケメン先生なんだなあ〜と、実際にもイケメンな写真を拝見しながら、感動の余韻に浸っていました!

お薦めの3冊、是非この春に読んでみて!

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